全国でも一握りの職人しか作ることのできない六角振れあんこうなど、他に真似のできない高度な技術を有しております。 経年劣化での緑青は長い年月を経た証であり、人と一緒に歳をとり色が変化していく銅板変化を楽しんでいただけます。
こちらは実際に山辺錻力店が制作した銅の雨樋です。
横板叩き出し、絵の通りに走りタガネにて筋をつけ、裏から叩き出します。
そして腹板、これは一分(0.303センチ)ズレれば形にはなりません、一番気をつけなければならない部分になります。
あとは軒樋部分が入る頭、蛇腹飾り、頭と胴部分の覆輪飾りをつけて完成となります。
近年ではなかなか見ることの無くなった銅の雨樋ですが、我々はこの伝統的な技術が途絶えないようしっかり継承していきたいと考えています。
手作りで仕上げた銅製の受けマス